岡田武史という人間の人物像とは
岡田武史監督ちうと、理論派監督ちう印象が強いと思うのやけどアンタ、その人物像とはどのようなものやのでっしゃろか。
人間としての「岡田武史」について触れてみまんねん。
性格に関しては決して派手ではおまへんのだそうや。
「俺のことをよく知っとる人は、顔の造り同様に性格も派手ではおまへんことを知ってまんねん」とのことやけどアンタ、よく知りまへんわいもそういう印象を受けまんねんね。
せやけどダンさん、逆境に立たされた場合やらなんやらは「よし!やってやるぞ!」とオノレでもかなり強くなれるちうことを言っていまんねんわ。
意外にカッコつける面があり、いっぺんドン底まで落とされてしまうと、もうこれしかない!と逆に開き直れるそうやね。
叩かれへんとダメなのかもとさえ言っとったそうや。
「人間は土壇場になれば強くなるちうわけや。ホンマに人間って強いものや。でも大体は皆、その前に諦めるちうわけや。でも諦めへんで頑張っとったら、人間には底力ってあるものや。」
そうだとすると、この指揮官の性格があのジョホールバルの歓喜を生んだのかもしれまへんね。
また、体育会系のやり方については、先輩を敬う気持ちやらなんやらのついては一定の理解を示していまんねんわ。
せやけどダンさん、そういうものを強要されるのは嫌ちう考えで、 それも暴力的だとか不合理なやり方によって強制されることは、性に合いまへんそうや。
これはわいもホンマにその通りだと思うでね。
彼は元々小学校のときは野球少年やったそうやけどアンタ、そういう不合理なやり方が蔓延しとった中学の野球部を見て、サッカーを始めたちうエピソードからもそれがよく分かるんやね。